2018年8月25日

ギブアンドテイクとは異なるユダヤ商法の考え「Take and Ask for more」

ギブアンドテイク。持ちつ持たれつ。公平な印象のこの言葉、日本では人としての基本のように言われることもありますが、「世界の商人」と呼ばれるユダヤ商人のノウハウとして知られる「ユダヤ商法」では、このような言葉があります。

Take and Ask for more

テイクアンドアスクフォーモア。聞きなれない言葉ですね。直訳すると「もらったうえで、より多くを求める」。ギブは不要という考え方です。ひたすら自分の利益を求めるような印象のこの言葉ですが、ビジネスではとても重要な感覚であると思います。

困ったときは誰も助けない

経営に携わるとより実感しましたが、良いときは周りに人が寄ってくるも、困ったときは誰も助けてくれない。極端な話、お金が回りませんという時にお金をくれるような人はいません。身内や友達ならまだしも、企業間ではまずあり得ないですね。

そのため、Take(取る)ことが出来て、余裕がある時だとしても、わざわざGive(与える)することなく、Ask for more(もっと求める)とすることで、自らの保身とする、と考えます。各々がこのように利益を求め続ける関係でいることによって、より良い仕事にもつながり、強い経営につながるのだと思います。

交渉の場でもより多くを求める

IT関連で外注先との見積交渉といった場面でも、落としどころを決めてそこに落ちれば一旦良しですが、そこから更にもう一歩押したり、一部内製にしたりすることで、より多く利益を確保する「意識をもつ」習慣は、とても大切だと思います。わざわざ「もっと値下げしましょうか」と言ってくる企業はまずいませんが、「今回の値下げに乗れば次の受注に繋がるかも」「リソースが空いているし、失注するくらいならもう少し値下げしてでも受注したい」など、受け手の企業も様々な事情があります。そのため、落としどころからもう一歩踏み込んで交渉することは、とても重要であると思います。

あくまで考え方の方向性という意味ですが、より多くを求めて攻めにいく姿勢として、とても重要だと感じたユダヤ商法の考え「Take and Ask for more」でした。

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