【学科】一級ウェブデザイン技能検定の学科試験対策ポイント4選

  1. ビジネス

ウェブサイトの設計やデザインに関わる国家資格「ウェブデザイン技能士」になるための試験「ウェブデザイン技能検定」の学科試験について書いてみます。

三級とニ級は予習無しで合格できたので、「一級も勉強しなくてもいけるかな」となめてかかった2年前、一級の技能検定では不合格となってしまったので、今年リベンジとして受験、無事合格となりました。

そこで、試験を振り返って一級ウェブデザイン技能検定の学科試験に対して大事だと思ったポイントをまとめてみました。一級ウェブデザイン技能検定に挑戦する人への一助となると幸いです。

「【実技】一級ウェブデザイン技能検定の試験対策ポイント3選」はこちら

個人的な見解ですので、この記事の内容や学習方針が正解というわけではありません。あくまで参考としてご覧ください。

ポイント1.70%に集中する学習方針とする

合格基準は100点満点中、70点とされています。
試験問題が50問なので、35問以上の正解で合格となりますので、割合として70%正解であれば合格、ということになります。

逆に考えると30%は捨てても良い、というようにも考えられます。人によっては「PHP関連が不安だな」や「SQLは普段関わらわないから苦手だな」というように苦手分野があると思いますが、過去問題を振り返り、出題頻度があまり高く無さそうであれば、無理に勉強して覚えようとせずに切り捨てるというのも良いと思います。

また、切り捨てたとしても、ウェブデザイン技能検定の解答は〇×の2択もしくは4択の選択式なので、確率論として適当な解答でも多少は正解します

目的は「満点を取ること」ではなく「試験に合格すること」なので、選択と集中という意味で、このように「70%に集中する学習方針」が良いのではないかと思いました。

ポイント2.得意分野の言語は普段からとにかくコードを書く

一級ウェブデザイン技能検定に挑む人は少なからず実務で制作及び開発に携わっていると思います。自分の例ではコーディングとWordpressのテーマ化を行うことが多いため、フロントエンド側のHTML、CSS、javascript、PHPは日常的にコードを書いています。そのため、「適切なメディアクエリはどれか」や「このjavascriptの実行結果はどれか」といった問題は、特に勉強しませんでした。

ポイント3.W3C勧告やアクセシビリティ、サイバー攻撃などはしっかり覚える

これらについては実務の中で関わることがあっても、頻繁に関わる内容ではないので、自分はうろ覚えだったり感覚的だったりといった内容が多くありました。

過去問題から出現頻度の高い内容も見えてくるかと思いますので、これらのような知識的な内容はしっかり押さえておきましょう。
以下は一例ですが、過去問題もふまえ、この機会に関連情報を勉強しておくと良いと思います。

W3C勧告

WCAG(ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)の最新バージョンや、HTMLx.xの仕様、HTMLの要素や属性についてなど

アクセシビリティ

JIS X 8341-3=4つの原則(知覚可能の原則、操作可能の原則、理解可能の原則、堅ろう(牢)の原則)それぞれのレベルAとAAなど

サイバー攻撃

ランサムウェア、マルウェア、クリックジャッキング、フィッシングなど

ポイント4.問題をよく読む

これは令和3年度の試験で実際に出題された、以下のSVGコードで表示される図形を1つ選択する、という問題で思ったことでした。

SVGコード

<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">
<polygon fill="#FF0000" points="100, 0 0, 100 200, 100" />
</svg>

解答の選択肢

  1. 正方形
  2. 二等辺三角形
  3. 直角三角形
  4. 楕円

「あー、SVGはXDからエクスポートするだけで、コードなんか書かんよ」と思って一旦飛ばしましたが、一通り解答したあとにゆっくり見返してみました。よくよく読んでみると、まず「polygon=多角形の描画なので、4.ではない」「pointsが 100 → 0 0 → 100 200 → 100 なので、三角形(2か3)であろう」と考えて2択になり、何となく直角では無さそうと思って2を選択、正解となりました。諦めそうな問題、とくに「この出力結果はどれでしょう」のようにコードが多い問題については、落ち着いて読んでみると正解率が上がる場合もあると思います。

ちなみに上記のSVGコードを出力するとこんな感じ。

まとめ

  1. 70%に集中する学習方針とする
  2. 得意分野の言語は普段からとにかくコードを書く
  3. W3C勧告やアクセシビリティ、サイバー攻撃などはしっかり覚える
  4. 問題をよく読む

一級ウェブデザイン技能検定は出題範囲が割と広く、全てを対象としてがっつり覚えようとすると効率が悪くなり、時間がかかってしまうと思います。他の国家資格も同じかと思いますが、あくまで目的は「満点を取ること」ではなく「試験に合格すること」なので、特に1.の選択と集中をおすすめします。

以上、【学科】一級ウェブデザイン技能検定の試験対策ポイント4選でした。

「【実技】一級ウェブデザイン技能検定の試験対策ポイント3選」はこちら

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